今回は、ティム・ロビンスとモーガン・フリーマンのW主演作である『ショーシャンクの空に』を紹介します。
もはや説明不要な名作です。海外でも日本国内でも人気が高く高評価な作品です。
ショーシャンクの空にの基本情報

原作 | スティーヴン・キング |
監督・脚本 | フランク・ダラボン |
キャスト | ティム・ロビンス(アンドリュー・デュフレーン) モーガン・フリーマン(レッド) ボブ・ガントン(ノートン刑務所長) ウィリアム・サドラー(ヘイウッド) クランシー・ブラウン(ハドリー主任刑務官) |
上映時間 | 142分 |
公開年 | 1995年 |
その他 |
ショーシャンクの空にのストーリー
1947年、アメリカ合衆国のメイン州ポートランド。
優秀な銀行員であるアンドリュー・デュフレーン (以下アンディ)は、妻とその愛人を射殺した罪で裁判にかけられます。
無実を訴えも虚しく終身刑の判決が下り、ショーシャンク刑務所への服役が決定します。
輝かしい経歴をもつアンディでしたが、ショーシャンク刑務所ではただの囚人です。
アンディと同時に入所した囚人の中の1人が入所初日の晩に取り乱し、ハドリー主任刑務官から暴力を受けて死んでしまう事件が発生しますが、囚人には人権などありません。
囚人の中でも力も弱く見た目も弱弱しいアンディは、古株の囚人達から性的な標的として付け狙われます。
なんとか抵抗を続ける最低の日常の中、アンディはレッドと運命の出会いを果たします。
レッドは「調達屋」として刑務所内での地位を確立しており、アンディはレッドに趣味で石を加工したいと小さなロックハンマーを注文します。このことをきっかけにアンディはレッドと仲を深めていきます。
そして収監から2年目の事です。アンディはレッドの計らいで屋根の修理作業中の仕事を任されます。その作業中にハドリー主任刑務官の遺産相続問題を知り、財務経理を請け負って見事に解決して見せます。
その見返りは作業仲間達へのビールの差し入れでした。
この財務経理の一件を機に、ハドリー主任刑務官から一目置かれるようになったアンディ。古株の囚人から襲われて重傷を負いますが、ハドリーによる古株の囚人への制裁が行われたことで遂に問題が解決します。
そして、ハドリーの件を聞きつけた他の刑務官の確定申告等を請け負うようになります。その経緯もあって、評価を高めるアンディ。その評判は所長の耳にまで届くことになります・・・。
伏線に圧倒される
おそらく、初見の方は思わず戻り再生したくなると思います。
それほどの伏線が随所に見られます。
「だから、目を覚ましていなさい。いつ家の主人が帰って来るのか、夕方か、夜中か、鶏の鳴く頃か、明け方か、あなたがたには分からないからである。」
主人公の好きな聖書の一節です。
再放送を思わず観てしまう・・・そんな魅力にあふれた作品です。
スティーブン・キング、恐るべしです。
キャストの演技に魅了される
一言で言うと、「渋い」です。
ショーシャンクの空には142分と長編です。
という割には、ストーリーに没頭できるので時間を忘れて楽しむことができます。
脇役の面々も、個性があり映像の古さも逆に良い味にしてしまっている感さえもあります。
演技力の高さも映画が評価される理由の一つだと思います。
希望とは何か
深いテーマです。
刑務所が舞台なので、希望を持つことが許されない環境の中、登場人物がそれぞれ希望を見出そうとする姿に胸が熱くなります。
僕自身も年齢などを理由に諦めてしまうことが多くなってきました。
今が一番若い!と希望や夢を持つことの大事さを教えてくれる名作が「ショーシャンクの空に」だと思います。
ショーシャンクの空にのレビュー
1.ストーリー | |
2.キャスト | |
3.演出 | |
4.映像 | |
5.音楽 | |
総合 |
ストーリーは初回は意外性あり。
定期的にリピートしたくなる不思議な魅力があります。
キャスト、映像、音楽についても古い映画ですが、それが良い味を出しているように感じます。
正直、僕がおすすめするまでもありませんが、やっぱりおすすめの映画です。
必見です!!
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